ぼくの人生に影響をあたえた映画10選
🦑 まえがき
ぼくは 子供のころから映画が大好き
で、それは 父親の影響が大きく
、父親はいま思えば渋くて古い映画ばかりを観ていた思い出があります。
テレビで放送された映画を録画してみることが多かったので、 金曜ロードショー
や 日曜洋画劇場
などは毎週楽しみにしていました。
さらに深夜にも映画が放送されていたり、昼間にもいい映画がやっていました。
いまは、 ストリーミングが主流なので、いつでもどこでも映画が観れます。最高の時代ですね!
こちらの紹介記事ですが、映画作品の紹介だけあって、 一部ネタバレ が含まれると思います。
また、10個に絞るのはなかなか大変な作業で、実は、結構書いては消してを繰り返してこの記事を書きました。
なので、少しだれてしまった箇所があるかもしれませんが、あたたかく読んでいただけると幸いです。
それでは、行ってみましょうー!
🐶 遊星からの物体X(The Thing)
公開
1982年11月13日 (日本)
監督
ジョン・カーペンター
キャスト
カート・ラッセル
感想
おそらくぼくが幼少期に観た初めての SFホラー だと思います。
スペースバンパイア も淀川さんが「きょうは怖いですよー怖いですよー」と日曜洋画劇場でおっしゃってましたが、こちらも確か日曜洋画劇場だったかと思います。
当時のぼくにはこの映画が怖くて仕方なく、でもなぜかなんどもベータ(VHSもまだなかった)で観てました。
とくに印象的なのは、クリーチャーの 臭ってきそう
な感じと、使う武器が火炎放射器がメインだったことですね。
ちなみ 2018年の10月 にリマスタード版が映画館でやっていたので、観に行ったのは良い思い出です。
観に来てる人たちの年齢層の高かったこと高かったこと。
Netflix には、リメイク版もあるので、まずは カート・ラッセル版 を観て、もうちょい別パターンを観たい方は リメイク版 も観るとよいかと思います。
序盤の犬のシーンまで、まずは観てみてください。怪しい不気味な雰囲気と風の音がいい味を出してます。
ちなみに、 序盤の犬のシーンを観る犬
の動画がすごくかわいくて好きです。(ネタバレありです)
VHS で観まくり、 DVD ・ブルーレイでも観まくり、 Netflix で無限に観てますが、まったく飽きる気がしないです。おそらくぼくが死ぬまで観続けてる映画なんだろうなーと思います。
🍔 パルプ・フィクション
公開
1994年10月8日 (日本)
監督
クエンティン・タランティーノ
キャスト
ジョン・トラボルタ
ユマ・サーマン
サミュエル・L・ジャクソン
ブルース・ウィリス
ティム・ロス
感想
何度観たかわからないですが、昔のアメリカ映画短編集といいますか、これでもかとかっこいいシーンの詰め合わせになってます。
有名なシーンは多々ありますが、ぼくが好きなのは、 有名なハンバーガーを食べるシーン
の前にこれから人を殺しにいくというのに、ボスの嫁さんのふとともを触ったやつの話をしているシーンが好きです。
タランティーノ映画っぽさではありますが、こうゆう無駄に見えるコミュニケーションシーンが個人的にとくに好きです。
それと強盗から財布を返してもらうシーンで、財布に書いてあるフレーズというか英文が好きで、ついに最近 BMF財布 を買ってしまいました!
ビンセントベガというサイトで、購入できるんですが、ぼくが買ったときはずっと売り切れだったので、ポップアップストアができたときに買いに行きました。
ミニBAD MOTHER FUCKER財布(青) ビンセントベガ
余談ですが、パルプ・フィクションが好きなら、同じタランティーノ作品の レザボア・ドッグス
もおすすめです。
最初のレストランのシーンは、何度観てもすばらしい!
🔫 ヒート
公開
1996年5月25日 (日本)
監督
マイケル・マン
キャスト
アル・パチーノ
ロバート・デ・ニーロ
感想
RONIN
と悩みましたが、デ・ニーロ映画でやっぱりはずせないのが ヒート です。
強盗団のリーダーのデ・ニーロと、それを追う刑事のアル・パチーノ、もうこの時点で良さ全開です。
さらに、この映画の魅力は、銃撃戦のサウンドがものすごくリアルなことです。
実際に、銃撃戦をしてるところのサウンドをそのまま使っているので、この臨場感が出ているようです。
🪓 悪魔のいけにえ(The Texas Chain Saw Massacre)
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公開
1975年2月1日 (日本)
監督
トビー・フーパー
感想
Netflix には 公開40周年記念版
がありますが、自分が生まれる前なのに、未だに見劣りしない作品として観られてるのが本当にすごいです。
この映画で、 チェーンソーを持つ殺人鬼に追い回される という状態が生まれましたし、デッドバイデイライトというゲームも大きく影響を受けた作品でもあります。
さらにはバイオハザード7にも悪魔のいけにえのオマージュシーンがあったりと、まだまだ継承されつづけています。
ゲーム『バイオハザード7 』のワンシーンが、有名ホラー映画『悪魔のいけにえ』にそっくりと話題に THE RIVER
ぼくがこの映画で怖い!と思うシーンは、
冒頭の顔にアザがある男がヒッチハイクをしていて、その男を車に乗せたがためにひじょうに不快な思いをする御一行を描いたところで、
ここは何度観ても怖いです。
猟奇的というか、サイコというか、そういった怖さがにじみ出ています。
予告編のリンクを貼っておきますのでまずはここから!
『悪魔のいけにえ 公開40周年記念版』予告編 - YouTube
🏋🏻♂️ エイリアン2
公開
1975年2月1日 (日本)
監督
ジェームズ・キャメロン
キャスト
シガニー・ウィーバー
マイケル・ビーン
ランス・ヘンリクセン
感想
言わずとしれた名作中の名作です。
エイリアンなのでもちろん SF 物ですが、まだ CG もない時代にこれほどの未来感を出せているのがすごいです。
実際には、イラストをバックに撮影しているシーンでうまくごまかしていたり、世の中工夫すればだいたいのことはいけるんだなーと感じさせられました。
この映画で出てくる女性兵隊のバスケス役の方がかっこよく、実はターミネーター2でジョン・コナーの育ての親役をしています。
バスケスが使う銃や、ショットガン、火炎放射器と、とにかく銃選びといいますか、銃にひじょうにこだわってかっこよさを出しているという点がポイントです。
バスケス役の方の Wiki を貼っておきます。
ロサンゼルスで生まれ、ビバリーヒルズで育つ。
映画俳優になる前は重量挙げの選手として活動していたが、
1986年の『エイリアン2』で映画デビュー、ジェニット・バスケス役でその強い存在感を魅せた。
その後もジェームズ・キャメロン作品によく出演している。
👮♀️ ターミネーター2
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公開
1991年8月24日 (日本)
監督
ジェームズ・キャメロン
キャスト
アーノルド・シュワルツェネッガー
リンダ・ハミルトン
感想
映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』公式サイト 大ヒット上映中!
が上映されて話題になっておりますが、やっぱり ターミネーター2 は外せません。
ベタではありますが、もしかすると、ぼくが 一番好きな映画
かもしれません。
確か、父親と映画館で観たのですが、ターミネーターでは 悪役 だったシュワちゃんが、ターミネーター2では 助けてくれる側 なところに完全にやられちゃいました。
ターミネーターシリーズだと、サラ・コナー・クロニクルズという海外ドラマも結構好きで、3では女性ターミネーターは悪役でしたが、サラ・コナー・クロニクルズでは女性ターミネーターが今度は助けてくれる側なのがポイントです。
#割とどうでもいい
— James(ジェームズ) (@James81458933) November 3, 2019
ウィンチェスター銃のコッキングの練習をするシュワルツェネッガー。まだ始めたてで殆ど使いこなせず、手馴れていなかった時の貴重な風景。私生活でも合間を練っては回してリロードする作業を淡々と繰り返した。 pic.twitter.com/v30rn8FwzL
こちらは 1 の吹き替えの動画ですが、最後の いいんだ
のところがすごく好きです。
🤼♀️ 沈黙の戦艦(Under Siege)
公開
1993年5月15日 (日本)
監督
アンドリュー・デイヴィス
キャスト
スティーヴン・セガール
トミー・リー・ジョーンズ
感想
この映画を観て、この武術は一体なんなんだと衝撃を受けたのを覚えています。
ぼくは当時中学三年生でしたが、父親が剣道をやっていたので、父親にこの武術が何か聞いてみたら、 合気道 だというのがわかったので、すぐに近所に道場がないかを調べたら一箇所だけあって、すぐに見学に行きました。
そして、即入門し、そこから八年間猛烈にハマりました。
というぐらい、この映画に影響されました。名作中の名作です。
刑事ニコ、ハード・トゥ・キルなど、昔のセガール映画はすごく好きです。
余談ですが、続編の暴走特急(Under Siege2)では、来日し、淀川さんと関西弁で会話してたのは印象的でした。え!日本語話せるの、と。
🧛♂️ エクソシスト3
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公開
1990年11月17日 (日本)
監督
ウィリアム・ピーター・ブラッティ
感想
この時代にエクソシスト3について語る人はなかなかいないとは思うのですが、悪魔祓い系映画としては他の追随を許さない作品だと思います。
もちろん 1 も 2 も良く、 1 は有名なシーンが多く一度は観た方が多いとは思いますが、この 3 もとんでもない傑作なのです。
おすすめのシーンは、こちら。
それと、知らなかったのですが、黒沢清監督の CURE はこの映画にすごく影響を受けてるようです。
CURE もぼくは何度も観てるんですが、たしかに音の使い方というか、不気味さ加減がたしかに似てる気がしました。
🍜 たんぽぽ
公開
1985年11月23日 (日本)
監督
伊丹十三
キャスト
山崎努
宮本信子
渡辺謙
役所広司
安岡力也
感想
伊丹十三監督作品で一番好きなのがこの たんぽぽ です。
基本的にはラーメンの話なんですが、いろんな食べ物にまつわるストーリーがシームレスにつながっていき、また戻ってくるというような作り方をして、かなり特徴的です。
メイキングが YouTube に上がっているので、映画を観たあとにこちらを観るとまた面白いです。
序盤の渡辺謙とラーメンを食べるラーメンの先生が、実はこの撮影をした翌日に自殺しているというはこのメイキングで知り、このシーンの見方が大きく変わりました。
伊丹十三映画はだいたい好きで、マルサの女やミンボーの女など、邦画感というか日本ぽいというかそうゆう映画の作りが特徴的だなーと思います。
大滝秀治さんがお金持ち役で、蕎麦屋で餅を喉に詰まらせるシーンがあるのですが、このシーンはたまらないです。
🧙 ゴーストハンターズ(Big Trouble in Little China)
公開
1987年1月17日 (日本)
監督
ジョン・カーペンター
キャスト
カート・ラッセル
キム・キャトラル
感想
B級の中のB級 映画の代表作、ゴーストハンターズで締めくくりましょう!
この映画好きはだいたい友達なのですが、何が良いかと言うと、この記事の一本目で紹介した 遊星からの物体X
のジョン・カーペンターとカート・ラッセルのタッグなことです。
Wikipedia を見ると、
『ゴーストハンターズ』(原題:Big Trouble in Little China)は、
1986年、アメリカのタフト=バリッシュ=モナッシュ・プロダクション製作、
監督ジョン・カーペンター、主演カート・ラッセルのアクション、カンフー、モンスター、魔法映画。
アクション、カンフー、モンスター、魔法映画 という、いかにハチャメチャなのか感が書かれています。
さらにいうと、ゴーストハンターズという邦題名は ゴーストバスターズ
と間違えやすいのですが、でも、たしかに ゴーストハンターズ
ではあるよなーという感じで、もう少し良いネーミングはなかったのかという印象です。
以下のシーンは、嵐の三人組という、まぁ、ゴーストですね。そのうちの一人の登場シーンなんですが、体中に稲光が舞っていて魔法映画ぽさがよくでていて名シーンだと思います。
🍜 あとがき
映画ってほんとうに素敵ですよね。
それでは、 天使がくれた時間
のニコラス・ケイジが La La Means I Love You を歌う名シーンでおわかれしましょう。
メリークリスマス🎅🎄!